Q&A

 

 

按摩やマッサージなどについての疑問にお答えいたします。

 

Q.按摩とマッサージはどう違うの?

 

A.按摩は千三百年ほど前に中国から伝わった療術で、マッサージは明治時代にフランスから伝わった療術ですが、現代ではその境界も曖昧になっており、技術的にほぼ按摩といえるものが現在は一般的なマッサージとして認知されておりますので、当店では按摩は日本のマッサージのルーツであると考えております。本来は按摩とマッサージは別の療術ですので、詳しい内容はページ右上のメニューから「按摩とは」をご覧ください。

 

Q.どんな効果があるの?

 

A.様々な効果がありますが、特徴的なのは筋肉のコリをほぐしていくことで血液循環をよくし新陳代謝を促すことで、疲労を回復させたり症状の緩和をはかることができます。他にも筋肉や関節の動きを良くしたり、自律神経系の調整を促したり、内臓の動きを活発にしたりする効果などもあり、リンパなどへのアプローチも考えれば多種多様の効果が期待できます。

 

Q.どんなときに受けたらいいの?

 

A.肩こりや腰痛といった日常生活などからくる慢性症状や肉体疲労時、またストレスなどによる心身の不調にも有効ですが、特に症状が強く表れてなくても慰安や予防といったメンテナンスとして受けていただいても結構です。その他、様々な症状についても状況に応じて施術いたしますが、状態によっては医療機関への受信をおすすめする場合もあります。

 

Q.受けるときはどんな服装がいいの?

 

A.按摩は基本的には衣服の上から施術し、肌の露出している部分の施術は手拭いをかけますので、厚手ではない動きやすい服装がおすすめです。お仕事帰りなどにご利用の際は特にそのままでも問題ありませんが、短めのスカートや生地の厚いジーンズなどでお越しの場合は、こちらで用意したズボンに履き替えていただいてます。

 

Q.按摩やマッサージには免許が必要なの?

 

A.1948年(昭和23)年に関連する法律が施行されて以来、あん摩マッサージ指圧師(マッサージ師は略称)という免許が必要とされており、免許を持っている場合は公にマッサージを職業として名乗ることができます。また医師も名乗ることができますが、医師免許をお持ちの方がマッサージ業をされているという話はほとんど聞いたことがありません。

 

Q.整骨院や整体とはどう違うの?

 

A.整骨院(接骨院)は、本来は柔道整復師が打撲や捻挫、挫傷、脱臼や骨折(応急処置に限る)などの怪我に対する施術を行うところですが、最近は肩こりや腰痛などの日常生活からくる慢性症状などについての施術も行われており、中には民間資格である整体を標榜するところも出てきています。整体やその他の療術についての詳しい内容は、ページ右上のメニューの「按摩とは」をご覧ください。

 

Q.街中のマッサージ店は免許があるの?

 

A.最近は街中で見かける多くのマッサージ店はリラクゼーション店で、その多くが民間資格や社内研修などによる技術習得となり、公にマッサージを名乗ることはできないので、施術は「もみほぐし」や「ボディケア」というような表現をされてます。マッサージとしてならば無免許(無資格)ということになりますが、リラクゼーション業としてなら特に免許は必要ないので、問題はありません。

 

Q.無資格は問題じゃないの?

 

A.無資格問題については、整体などの特に免許を必要としない療術が増え始めた90年代以後、盛んに議論されてきましたが、2007年にその他の療術業、2013年にリラクゼーション業(手技を用いるもの)が日本標準産業分類に追加されており、公に認められている現在では、さほど問題視されていないと思います。ただ、免許を持たずに公に「マッサージ」と名乗るのは法改正がない限り問題になる場合もあると思います。

 

Q.なぜ自由にマッサージを名乗ってはいけないの?

 

A.勝手に名乗られると免許(国家資格)の意味はなくなり、また健康被害などのトラブルについてもマッサージ師であるかのような誤認が生じますので、名乗ることについてはまだ問題があると思います。ただ現状では名乗るだけでは罰則などはないため、○○マッサージという表現も多くみられますが、それぞれの療術として適切な名称を標榜している場合は問題ないと思います。

 

Q.なぜマッサージでは保険が使えないの?

 

A.最近は業務範囲を広げられてる整骨院と比較されるため、国家資格でもマッサージは保険が使えないんですか?といったご質問もありますが、整骨院においても肩こりや腰痛などの慢性症状については本来は保険適用外となります。整骨院においては慢性症状を打撲や捻挫などの怪我に置き換える不正請求がまだ横行しているのが実情です。あん摩マッサージ指圧についても、特定の条件下では医師の同意のもとで医療保険を使えるケース(訪問マッサージ)もあります。

 

Q.治療をしてくれるのはどこになるの?

 

A.治療受けることができる所として分けると、治療院や鍼灸院(あん摩マッサージ指圧、はり、灸)、整骨院や接骨院(柔道整復術)といった施術所になりますが、保険医療機関ではありません。整体やカイロ、リンパなどの施術については、公には治療を謳ってはいけないことになっていますが、実際は多くのところで治療を謳われてますので、効果を実感された場合は治療となるのではないでしょうか。按摩を専門と謳っているスロウは慰安の要素が強いので、あえて治療院とは名乗っておりませんが、必要に応じて症状の緩和を目的とした施術も行いっています。

 

※ 上記の他に疑問に思われることなどありましたら、LINEやメッセージ、お電話などでお問い合わせください。